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  1. 八戸市議会 2022-06-21
    令和 4年 6月 定例会-06月21日-05号


    取得元: 八戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    令和 4年 6月 定例会-06月21日-05号令和 4年 6月 定例会         令和4年6月八戸市議会定例会会議録(第5号)         ────────────────────── 議事日程第5号  令和4年6月21日(火曜日)午前10時開議 第1 議案第82号 令和4年度八戸市一般会計補正予算    議案第83号 令和4年度八戸市学校給食特別会計補正予算    議案第84号 新井田公園テニスコート増設等工事(その2)請負契約の締結について    議案第85号 指定ごみ袋の買入れについて 第2 議案第63号 令和4年度八戸市一般会計補正予算    議案第64号 令和4年度八戸市国民健康保険特別会計補正予算    議案第66号 八戸市附属機関設置条例の一部を改正する条例の制定について    議案第67号 八戸市立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例の制定について    議案第68号 八戸市地方活力向上地域における固定資産税特別措置に関する条例の一部を改正する条例の制定について    議案第69号 八戸市公設小売市場条例の一部を改正する条例の制定について    議案第70号 八戸市立看護師養成所条例の一部を改正する条例の制定について    議案第71号 八戸市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について    議案第72号 八戸市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について    議案第73号 八戸市立市民病院条例の一部を改正する条例の制定について
       議案第74号 八戸市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について    議案第75号 八戸市地域特別賃貸住宅条例の一部を改正する条例の制定について    議案第76号 八戸市特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例の制定について    議案第77号 八戸市若者定住促進賃貸住宅条例の一部を改正する条例の制定について    議案第78号 八戸市手数料条例の一部を改正する条例の制定について    議案第79号 処分事件の報告及びその承認を求めることについて(令和3年度八戸市一般会計補正予算の処分)    議案第80号 処分事件の報告及びその承認を求めることについて(八戸市市税条例の一部を改正する条例の制定の処分)    議案第81号 市有土地の売払いについて 第3 陳情1件 第4 議員派遣について  ────────────────────  本日の会議に付した事件 議事日程に同じ  ──────────────────── 出席議員(32名)        1番     山之内 悠君        2番     間 盛仁 君        3番     高橋正人 君        4番     中村益則 君        5番     吉田洸龍 君        6番     髙橋貴之 君        7番     田名部裕美君        8番     久保しょう君        9番     久保百恵 君        10番     岡田 英 君        11番     日當正男 君        12番     高山元延 君        13番     三浦博司 君        14番     上条幸哉 君        15番     苫米地あつ子君        16番     田端文明 君        17番     夏坂 修 君        18番     工藤悠平 君        19番     藤川優里 君        20番     小屋敷 孝君        21番     森園秀一 君        22番     壬生八十博君        23番     豊田美好 君        24番     松橋 知 君        25番     寺地則行 君        26番     冷水 保 君        27番     伊藤圓子 君        28番     山名文世 君        29番     立花敬之 君        30番     坂本美洋 君        31番     五戸定博 君        32番     吉田淳一 君   -------------------- 欠席議員(なし)   -------------------- 地方自治法第121条による出席者    市長         熊谷雄一 君    副市長        佐々木郁夫君    副市長        石田慎一郎君    教育長        伊藤博章 君    総合政策部長     中村行宏 君    まちづくり文化スポーツ部長               前田 晃 君    総務部長       岩瀧大介 君    財政部長       品田雄智 君    商工労働観光部長   大志民 諭君    農林水産部長     上村智貞 君    福祉部長       池田和彦 君    健康部長       秋山直仁 君    市民防災部長     磯嶋美徳 君    環境部長       石上勝典 君    建設部長       八木田満彦君    都市整備部長     佐々木勝弘君    教育部長       石亀純悦 君    交通部長       小橋和志 君    市民病院事務局長   松田大平 君    監査委員       大坪秀一 君   -------------------- 出席事務局職員    事務局長       田中一美    次長兼議事調査課長  榊原正克    副参事(議事グループリーダー)               山道隆央    主幹         槻ノ木沢昌敏    主幹         八木橋昌平    主査         安藤俊一    主事         石橋梨乃  ────────────────────   午前10時00分 開議 ○議長(寺地則行 君)これより本日の会議を開きます。  ────────────────────
    △日程第1 議案4件上程 ○議長(寺地則行 君)日程第1議案第82号令和4年度八戸市一般会計補正予算から議案第85号指定ごみ袋の買入れについてまでを一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長  〔市長熊谷雄一君登壇〕 ◎市長(熊谷雄一 君)おはようございます。ただいま上程されました議案について御説明申し上げます。  まず、議案第82号令和4年度八戸市一般会計補正予算でありますが、今回の補正予算は、国のコロナ禍における原油価格・物価高騰等総合緊急対策を踏まえ、市独自の取組として、プレミアム率50%の八戸市プレミアム商品券の発行や、学校給食食材費高騰に伴う保護者負担の軽減等に必要な予算を盛り込むとともに、国の施策として、低所得の子育て世帯住民税非課税世帯等に対する特別給付金を計上するなど、物価高騰に直面する市民生活の支援に要する予算を措置いたしました。  また、八戸三社大祭の神社及び山車行列が3年連続で中止となったことを受け、行列の代替行事の開催や山車組等を支援するほか、本年12月に東北新幹線八戸開業20周年を迎えるに当たり、記念イベント等を開催するための予算を確保し、伝統文化の継承や地域の活性化につなげてまいりたいと考えております。  その結果、歳入歳出予算の補正額はそれぞれ25億2250万円となり、既決予算と合計いたしますと総額942億8678万5000円となるものであります。  以下、歳出に計上した主なものについて申し上げます。  民生費については、児童扶養手当受給ひとり親世帯や低所得の子育て世帯を対象に、児童1人当たり5万円を給付する子育て世帯生活支援特別給付金費を計上したほか、令和4年度に新たに住民税均等割が非課税となった世帯等を対象に1世帯当たり10万円を給付する非課税世帯等臨時特別給付金費を計上いたしました。  商工費については、1万5000円の商品券を1万円で販売する八戸市プレミアム商品券事業費を計上したほか、八戸三社大祭行列代替行事等支援事業費東北新幹線八戸開業20周年記念事業費を計上いたしました。  教育費については、学校給食保護者負担軽減等事業費として、学校給食特別会計に対する繰出金を計上いたしました。  以上が歳出予算の概要でありますが、これに対応する歳入といたしましては、国県支出金のほか、財政調整基金からの繰入金等をもって措置いたしました。  次に、議案第83号令和4年度八戸市学校給食特別会計補正予算は、先ほど申し上げました学校給食保護者負担の軽減を図るため、一般会計からの繰入金により、高騰する食材費等を増額するものであります。  議案第84号は、新井田公園テニスコート増設等工事(その2)の請負契約を締結するためのものであります。  議案第85号は、指定ごみ袋を買い入れるためのものであります。  何とぞ慎重に御審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げ、議案の説明を終わります。  〔市長熊谷雄一君降壇〕 ○議長(寺地則行 君)これより上程議案に対する質疑を行います。  御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(寺地則行 君)御質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております議案第82号から議案第85号までをお手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。  この際、委員会開催のため暫時休憩いたします。   午前10時05分 休憩   --------------------   午前11時10分 再開 ○議長(寺地則行 君)休憩前に引き続き、会議を開きます。  ──────────────────── △日程第2 議案22件 △日程第3 陳情1件 ○議長(寺地則行 君)日程第2議案第63号令和4年度八戸市一般会計補正予算、議案第64号令和4年度八戸市国民健康保険特別会計補正予算、議案第66号八戸市附属機関設置条例の一部を改正する条例の制定についてから議案第81号市有土地の売払いについてまで及び本日付託いたしました議案第82号令和4年度八戸市一般会計補正予算から議案第85号指定ごみ袋の買入れについてまで並びに日程第3陳情1件を一括議題といたします。  各常任委員長から委員会における審査の経過と結果について、順次報告を求めます。  総務常任委員長の報告を求めます。  藤川優里委員長  〔19番藤川優里君登壇〕 ◎19番(藤川優里 君)総務常任委員会における審査の経過と結果を報告いたします。  議案第63号令和4年度八戸市一般会計補正予算のうち、当委員会に係る歳出予算の主なる内容は、第2款総務費では、自治振興費において、コミュニティ助成補助金を計上するものであります。第8款土木費では、都市計画総務費において、魚菜小売市場周辺民間市場再整備に係る基本設計等に対する湊地区まちづくり支援事業補助金を計上するものであります。第10款教育費では、教育委員会費において、校長住宅建物解体撤去等工事費を増額するものであります。一方、歳入予算の主なる内容は、国庫支出金等を増額するものであります。第2条地方債の補正では、小学校整備事業の限度額を増額するものであります。  審査の過程において委員から、個人番号カード交付事務費補助金について質疑があり、理事者から、交付対象は全自治体であり、各自治体の個人番号カード交付枚数により金額が決定されるとの答弁があったのであります。  本案に対し意見を徴したところ、苫米地委員より、マイナンバーカード出張申請サポート業務委託料及び関連予算には反対であるとの意見があり、採決に付した結果、賛成多数をもって原案のとおり可決されました。  議案第66号は、天然記念物蕪島ウミネコ繁殖地緊急調査検討会議を設置するとともに、多文化都市八戸推進懇談会の名称をはちのへ文化のまちづくりアドバイザリーボードに変更するほか、総合計画等推進市民委員会の担任する事務に政策公約の取組状況の評価に関する事項を追加し、市政評価委員会を廃止するためのものであります。  議案第67号は、公立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師公務災害補償の基準を定める政令の一部改正に伴い、市立学校学校医等の公務上の災害に対する介護補償の額を引き上げるためのものであります。  議案第79号は、市税、地方交付税等の増額、財政調整基金等の積立て及び市債の決定等のため、令和3年度八戸市一般会計補正予算を定めることを処分したものについて、その承認を求めるものであります。  議案第80号は、地方税法等の一部改正に伴い、商業地等に係る令和4年度分の固定資産税の税負担の調整、償却資産に係る固定資産税課税標準の特例に関する規定の整備その他所要の改正をすることを処分したものについて、その承認を求めるためのものであります。  審査の過程において委員から、固定資産税負担調整措置について質疑があり、理事者から、コロナ禍であることから、令和4年度は商業地等に係る土地について特例措置が設けられたものであるとの答弁があったのであります。  以上4件の議案は、全員異議なく原案のとおり可決・承認されました。  次に、本日付託になりました議案第82号令和4年度八戸市一般会計補正予算のうち、当委員会に係る歳出予算の主なる内容は、第10款教育費では、特別会計整備費において、学校給食特別会計繰出金について所要額を増額するものであります。  一方、歳入予算の主なる内容は、国庫支出金等を増額するものであります。  審査の過程において委員から、学校給食特別会計繰出金について質疑があり、理事者から、物価の高騰により補正した予算については、献立の立て方などを工夫しながら、予算内で対応していきたいとの答弁があったのであります。  本案に対し意見を徴したところ、苫米地委員から、今後、さらなる物価の高騰があった場合も、国の交付金を活用するなどして対応してほしいとの意見を付して賛成するとの発言があったのであります。  本案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第83号令和4年度八戸市学校給食特別会計補正予算の主なる内容は、歳出については食材費高騰による賄材料費を、歳入については一般会計からの繰入金を、それぞれ増額するものであります。  本案に対して意見を徴したところ、苫米地委員から、業者に対する材料費の補填や給食センター職員労働条件にも目配りをしてもらいたいとの意見を付して賛成するとの発言があったのであります。  本特別会計補正予算は、全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第84号は、新井田公園テニスコート増設等工事(その2)の請負契約を締結するためのものであります。  本案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。  以上で報告を終わります。  〔19番藤川優里君降壇〕 ○議長(寺地則行 君)経済常任委員長の報告を求めます。  高山元延委員長  〔12番高山元延君登壇〕 ◎12番(高山元延 君)経済常任委員会における審査の経過と結果を報告いたします。  議案第63号令和4年度八戸市一般会計補正予算のうち、当委員会に係る歳出予算の主なる内容は、第6款農林水産業費では、農業振興費において、新規就農者育成総合対策事業補助金を計上するものであります。  審査の過程において委員から、対象となる新規就農者数について質疑があり、理事者から、4経営体を想定しているとの答弁があったのであります。  第7款商工費では、観光費において、三陸沿岸道路を活用した誘客促進を図るための沿岸7市によるパンフレット作成の負担金を計上するものであります。  審査の過程において委員から、参加している沿岸7市の負担割合について質疑があり、理事者から、各市一律200万円であるとの答弁があったのであります。  本案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第68号は、地域再生法第17条の6の地方公共団体等を定める省令の一部改正に伴い、固定資産税課税免除等の対象となる特別償却設備の新設等に係る期限及び当該期限の起算日である地方活力向上地域等特定業務施設整備計画の認定日の期限を延長するためのものであります。  審査の過程において委員から、課税免除による市への減収補填について質疑があり、理事者から、地方交付税で措置されるものであるとの答弁があったのであります。  議案第69号は、公設小売市場の改修に伴い、使用料の改定等をするとともに、魚菜小売市場使用者選考審査会を廃止し、その他規定の整備をするためのものであります。  審査の過程において委員から、改修後の魚菜小売市場への入居基準について質疑があり、理事者から、市内に住所がある方であれば入居可能であるとの答弁があったのであります。  議案第81号は、市有土地を売り払うためのものであります。  以上3件の議案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。  次に、本日付託になりました議案第82号令和4年度八戸市一般会計補正予算のうち、当委員会に係る歳出予算の主なる内容は、第7款商工費では、地域経済活性化対策費において、八戸市プレミアム商品券事業に係る負担金を新たに計上するものであります。  本案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。  以上で報告を終わります。  〔12番高山元延君降壇〕 ○議長(寺地則行 君)民生常任委員長の報告を求めます。  岡田英委員長  〔10番岡田英君登壇〕 ◎10番(岡田英 君)民生常任委員会における審査の経過と結果を報告いたします。  議案第63号令和4年度八戸市一般会計補正予算のうち、当委員会に係る歳出予算の主なる内容は、第2款総務費では、戸籍住民基本台帳費において、市内商業施設等において実施するマイナンバーカード申請出張サポート業務委託に要する経費を計上するものであります。第3款民生費では、社会福祉総務費において、欠員分の民生委員報償費を減額するとともに、民生委員児童委員協議会補助金を増額するものであります。第4款衛生費では、予防費において、60歳以上及び基礎疾患のある方等の新型コロナワクチンの4回目接種等に係る委託料を増額するものであります。  本案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第64号令和4年度八戸市国民健康保険特別会計補正予算の主なる内容は、歳出では傷病手当金を計上し、歳入では保険給付費等交付金を増額するものであります。  本特別会計補正予算は、全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第70号は、高等看護学院の学生の定員について見直しをするためのものであります。  議案第71号は、地方税法施行令の一部改正に伴い、基礎課税額及び後期高齢者支援金等課税額に係る課税限度額を引き上げるとともに、新型コロナウイルス感染症の影響による国民健康保険税の減免に係る申請書の提出期限特例措置を引き続き実施するためのものであります。  議案第72号は、新型コロナウイルス感染症の影響による保険料の減免に係る申請書の提出期限特例措置を引き続き実施するためのものであります。  議案第73号は、非紹介患者初診料及び再診加算料の額を改定するとともに、診療料の算定方法に係る規定の整備をするためのものであります。  以上4件の議案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。  次に、令和4年陳情第3号国立八戸病院の機能強化についての陳情に対して意見を徴したところ、豊田委員から、独立行政法人企業経営を基本として、自立的な業務運営の確保が求められており、事業予算査定に向け、組織内で企業経営を固め、国への要求に努めてもらい、その結果を踏まえ、また新たに判断したいとのことから、不採択とされたいとの意見があり、三浦委員から、国立八戸病院の役割、貢献という点を考え、国立病院機構においては、陳情事項と誠実に向き合い、建設的な話合いをするよう要望するとともに、予算措置という点で、機構内部での話合いが大切であるとのことから、不採択とされたいとの意見があり、夏坂委員から、国立八戸病院重症心身障がい児・者医療及び医療的ケア児支援等の政策的な医療として重要な役割を担っていることは理解しているが、法人の性質上、自助努力で経営の見直し、再建を図っていく必要があるとのことから、不採択とされたいとの意見があったのであります。  一方、伊藤委員から、当病院は、重症心身障がい児・者の医療において、患者そして家族にとってなくてはならない重要な施設であることを十分に理解し、本陳情は、当病院のみならず患者本人や家族も同様の願いであると受け止め、国に現場の状況を理解してもらい、是正してもらうため、採択とされたいとの意見があったのであります。  本陳情を採決に付した結果、起立少数をもって不採択と決しました。  次に、本日付託になりました議案第82号令和4年度八戸市一般会計補正予算のうち、当委員会に係る歳出予算の主なる内容は、第3款民生費では、非課税世帯臨時特別給付金費において、令和4年度に新たに住民税非課税となった世帯を対象として、1世帯当たり一律10万円を給付するための経費を計上するものであります。  本案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。
     以上で報告を終わります。  〔10番岡田英君降壇〕 ○議長(寺地則行 君)建設常任委員長の報告を求めます。  日當正男委員長  〔11番日當正男君登壇〕 ◎11番(日當正男 君)建設常任委員会における審査の経過と結果を報告いたします。  議案第74号は、市営住宅入居者資格に係る同居親族要件を緩和し、入居者の決定方法について所要の改正をするためのものであります。  議案第75号は、特定優良賃貸住宅の供給の促進に関する法律施行規則の一部改正に準じ、地域特別賃貸住宅入居者資格に係る同居親族要件を緩和するとともに、同省令の一部改正に伴う規定の整理をするためのものであります。  議案第76号は、特定優良賃貸住宅の供給の促進に関する法律施行規則の一部改正に伴い、特定公共賃貸住宅入居者資格に係る同居親族要件を緩和し、入居者の決定方法について所要の改正をするとともに、その他規定の整備をするためのものであります。  議案第77号は、若者定住促進賃貸住宅の入居者と同居できる者の範囲を拡大するためのものであります。  議案第78号は、長期優良住宅維持保全計画の認定等に係る申請手数料の額を定めるとともに、その他規定の整備をするためのものであります。  以上5件の議案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。  次に、本日付託になりました議案第85号は、指定ごみ袋を買い入れるためのものであります。  本案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。  以上で報告を終わります。  〔11番日當正男君降壇〕 ○議長(寺地則行 君)以上をもって各常任委員長の報告は終わりました。  ただいまの委員長報告に対し御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(寺地則行 君)御質疑なしと認めます。  これより討論を行います。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  苫米地あつ子議員の発言を許します。  苫米地あつ子議員 ◆15番(苫米地あつ子 君)議案第71号八戸市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、日本共産党議員団は反対する立場で、民生常任委員会における可決に対する反対の討論を行います。  八戸市は、令和2年、令和3年の短期被保険者証資格証明書発行世帯が増加し、特例措置であるコロナによる減免も多くの申請決定がされています。コロナが市民生活や経済に大きな影響を及ぼしてきた結果です。さらに、今年に入ってからは、物価の高騰で肥料や原材料費、燃料費の値上がりが続いています。国保加入者の多くは農家や自営業者であり、厳しい経営が続く大変な状況にあるわけです。  一方、当市の国保特別会計には不測の事態に備えるとされる財政調整基金があり、令和2年には約10億4000万円が積まれています。そのうちの約3億円を取り崩せば、加入全世帯3万世帯余りの国保税額各1万円の引下げも可能です。コロナ禍に加え、物価高騰市民生活に多大な影響を及ぼしている今こそが不測の事態であると捉え、基金取崩しによる国保税額引下げに踏み切るのがまず先ではないでしょうか。それにもかかわらず、税額引上げが示されました。  今回の改定案のうち、コロナによる特例措置については継続が必要だと考えます。しかしながら、基礎課税額及び後期高齢者支援金等課税額に係る課税限度額引上げについては、どのような所得層であっても影響を受ける現在の状況下では、引き上げるべきではありません。今回対象とされる約300世帯分、約1000万円には、国保特別会計の財政調整基金を取り崩して充て、税額引上げは回避すべきであると考えます。まずは単年度限りでも実施をし、その後は、基金取崩しの継続や所得区分をさらに細分化し、超高所得者の課税額を増やすことなども視野に入れ、見直しを図ることが必要だと思います。  以上のことから、この厳しい経済状況の下でさらなる税負担を市民に課すことになる議案第71号の制定は見送るべきとの意見を述べ、制定に反対されるよう議員各位にお願いを申し上げまして、私の討論を終わります。 ○議長(寺地則行 君)田端文明議員の発言を許します。  田端文明議員 ◆16番(田端文明 君)民生常任委員会では原案可決ですが、日本共産党議員団として、議案第73号八戸市立市民病院条例の一部を改正する条例の制定について反対し、討論を行います。  この条例案は、診療報酬の改定に伴って行われるものであり、八戸市立市民病院の初診でほかの病院からの紹介状がない場合の一般初診料5000円を7000円に、歯科の場合は3000円が5000円に、再診加算料も引上げが行われるものです。  救急車で運び込まれた市民や輪番制のときに受診した市民からの徴収は、医師の判断で行われるとのことです。しかし、医療機関を選択できない救急搬送された方々からも高額な初診料を徴収するのは理不尽なことです。10月から75歳以上の医療費を2割負担にすることと同時に実施されるもので、市民から医療を遠ざけることになります。  昨年度、市民病院で非紹介患者初診料を徴収した患者さんは2767人になります。医療は市民の命、健康に関わるものです。症状によって初診料が左右されるということは、市民から理解され難いものです。物価高で生活苦、経営難が続く中での新たな市民負担になるものです。  議案第73号に反対し、討論を終わります。 ○議長(寺地則行 君)山名文世議員の発言を許します。  山名文世議員 ◆28番(山名文世 君)令和4年陳情第3号国立八戸病院の機能強化についての陳情について、民生常任委員長報告に対し、新緑・無所属の会を代表して反対討論を行います。  2004年4月1日に国立病院及び療養所が独立行政法人国立病院機構へ移行してから、診療事業に対する国の補助金は年々減らされ、現在は全く支出されていません。この補助金の支出がなくなったことに伴い、国立病院の結核病棟などが大きく削減され、医療機器やスタッフの配置不足などが指摘されてきました。とりわけ昨今の長期化する新型コロナウイルス感染症拡大の影響によって、感染症対策のみならず、日本の医療体制の脆弱さが浮き彫りになっています。そうした中で、医療従事者は、厳しい人員体制で心身共に疲弊した状態にありながらも、休むことなく多くの患者の命と向き合っています。一方、新型コロナ患者を受け入れることにより、他の疾病患者の受診や入院が激減するなど病院経営を圧迫するために、民間の医療機関ではコロナ患者の受入れに慎重にならざるを得ない実態があります。  こうした状況を踏まえ、国立病院の機能強化や適正な人員配置などを求める陳情、請願などが全国の自治体で取り上げられてきました。主な県議会は、栃木県、鳥取県、徳島県議会など、市議会では、高知市、米沢市、藤沢市議会などに医療関係者からの切実な訴えが寄せられています。とりわけ人口約70万6000人の岡山市では、令和3年11月定例会で、コロナ対応のため、国立病院機構の機能強化などを国に求める議員発議の意見書について全会一致で採択しました。  なお、今月15日に閉会した第208回通常国会では、国立病院の機能強化を求める請願に係る紹介議員は、参議院では、地元出身の田名部匡代議員をはじめ、立憲民主党議員だけでも17名、並びに衆参両院の全議員合わせて105名もの国会議員が紹介議員として名を連ねています。本請願の受理件数は、参議院で計54件、署名者通数計2万6913名、衆議院の受理件数計84件、署名者通数計4万1853名で、厚生労働委員会に付託されています。  国民の命と健康を守るのは国の責務です。まして、新型コロナ禍において患者を受け入れる病院、病床、スタッフ不足などによる医療体制の逼迫状態が続き、療養施設や自宅待機を余儀なくされ、入院できぬまま亡くなるという痛ましい事例も相次いでいます。まさに医療崩壊の危機に直面する時代です。  かつての国立病院は、救命医療などの地域医療、筋ジストロフィー、重症心身障がいなどの政策医療と併せ、新興感染症や大規模災害など、国の危機管理に際して求められる医療提供によって地域医療を守る役割を担ってきました。したがって、国立病院に新型コロナウイルス感染症対策に十分対応できる専門病棟を設置し、人工呼吸器や人工心肺装置等の医療機器の整備並びに医療スタッフの適正な配置などが求められており、それらの機能強化に必要な財源は国の責任で確保すべきが当然です。  このことは全国共通の課題でもあることから、新緑・無所属の会は、住民生活を支え、市民と共に歩む議員団として、民生常任委員会の不採択に反対し、本陳情に賛成します。  以上、討論といたします。 ○議長(寺地則行 君)久保しょう議員の発言を許します。  久保しょう議員 ◆8番(久保しょう 君)日本共産党議員団を代表しまして、令和4年陳情第3号国立八戸病院の機能強化についての陳情について、民生常任委員長の報告に対して反対する立場から討論を行います。  国立八戸病院は、1934年から80年以上にわたって八戸市民のたくさんの命を守り続けてきました。この陳情は、市民に寄り添い、一日でも早く病気を克服し、家族のもとで健やかな生活に戻れるようにと、患者さんに親身に寄り添い、日々奮闘している国立八戸病院で働く看護労働者からの切実な陳情であります。病院を利用している市民からの陳情でもあります。  国立八戸病院は、障がい者と家族にとっては生活に欠かせない病院でもあり、障がい者用の医療機器の整備、それらを操作する職員の確保が求められています。この陳情の内容は、病院で働く職員の削減が進み、働く環境が悪化しているため、国立八戸病院の手厚い療養体制の確保と入院患者の生活の質を向上させるためには、必要な職員の確保を求めるものであります。  また、コロナ感染対策により在宅生活が困難となっている重症児や重症者を受け入れるための確固とした環境整備と体制づくりを求めるものであり、大変な状況にある市民生活環境の改善を求めるものであります。  さらには、医療的ケア児等の在宅重症児や重症者の短期入所の病床を増やすことや訪問サービスを増やすためにも、職員を増員し、日頃から日常不断に医療的ケアの大変な家族などの介護から解放してあげたいという願いでもあります。働く環境の改善と、患者の介護を行う御家族の軽減などの対策を施すための環境整備への援助が早急に求められています。  この陳情は、八戸市民の医療環境をよくするための願い、そして国に対して意見として上げてくださいというものであり、全日本国立医療労働組合八戸支部からのものでありますが、同時に、病気と闘う、病院を利用する多くの市民と家族からの切なる願いでもあります。どうか議員各位には、市民が願う市民の陳情に応えていただくよう切に願うものです。  以上のことから、民生常任委員会で不採択とされた陳情第3号を採択し、国に意見書を提出する必要があることを表明し、反対討論といたします。 ○議長(寺地則行 君)以上で通告による討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(寺地則行 君)これにて討論を終結いたします。  これより議題のうち議案第63号、議案第71号及び議案第73号の議案3件を一括して採決いたします。  以上の議案の委員長報告は可決であります。  以上の議案を委員長報告のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(寺地則行 君)御着席願います。  起立多数であります。  よって、以上の議案は委員長報告のとおり可決されました。  次に、ただいま議決されました議案を除く議案第64号、議案第66号から議案第70号まで、議案第72号及び議案第74号から議案第85号までの議案19件を一括して採決いたします。  以上の議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(寺地則行 君)御異議なしと認めます。  よって、以上の議案は委員長報告のとおり可決・承認されました。  次に、令和4年陳情第3号を採決いたします。  本陳情の委員長報告は不採択であります。  本陳情は委員長報告のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(寺地則行 君)御着席願います。  起立多数であります。  よって、本陳情は委員長報告のとおり不採択と決定されました。  ──────────────────── △日程第4 議員派遣について ○議長(寺地則行 君)日程第4議員派遣についてを議題といたします。  お手元に配付いたしました議員派遣一覧表のとおり議員派遣の申出があります。  お諮りいたします。  議員派遣一覧表のとおり議員を派遣することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(寺地則行 君)御異議なしと認めます。  よって、会議規則第167条の規定により、議員派遣一覧表のとおり派遣することに決定いたしました。  お諮りいたします。  ただいま議決されました議員派遣について変更を要するときは、その措置を議長に一任されたいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(寺地則行 君)御異議なしと認めます。  よって、議員派遣について変更を要するときは、その措置を議長に一任することに決しました。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  ────────────────────   市長挨拶
    ○議長(寺地則行 君)この際、市長から発言の申出がありますので、これを許します。  市長  〔市長熊谷雄一君登壇〕 ◎市長(熊谷雄一 君)令和4年6月八戸市議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  議員の皆様には、去る6月7日から本日までの15日間にわたり、本議会に提案いたしました令和4年度八戸市一般会計補正予算など議案23件について、終始熱心かつ慎重に御審議を尽くされ、全議案とも原案のとおり議決を賜り、厚く御礼申し上げます。  議決いただきました各議案の執行に当たりましては、万全を期してまいりますとともに、本議会において、議員の皆様から寄せられた貴重な御意見、御要望等につきましては、今後の市政運営において十分に配慮してまいりたいと存じます。  さて、議員各位には既に報道等で御承知のことと存じますが、去る6月16日、八戸市立市民病院が令和4年度自治体立優良病院総務大臣表彰を受賞いたしました。  この表彰は、地域医療の確保に重要な役割を果たし、かつ、経営の健全性が確保されている自治体立病院を表彰するもので、青森県内では、平成5年度及び平成23年度の国民健康保険旧名川病院、平成26年度の国民健康保険おいらせ病院に次ぐ受賞となるものであります。  八戸市立市民病院は、昭和38年11月の開院以来、これまで医療の質の向上と経営改善の努力を続けてきたところであり、近年では、高度な医療技術や先進医療設備の充実に努めるとともに、ドクターヘリやドクターカーを導入し、三次救急まで対応する救命救急センターを充実させるなど、さらなる取組と努力を積み重ねてきた結果、平成21年度に単年度黒字を達成し、以降、令和2年度に至るまで12年連続で黒字を達成しております。  こうした経営努力や経営の健全性に加えて、地域周産期母子医療センターや地域がん診療連携拠点病院等の指定を受け、青森県南地域のみならず岩手県北地域の基幹病院として果たしてきた役割への評価等が今回の受賞理由の一つになったものと伺っております。  このたびの受賞につきましては、職員の努力のみならず、議員各位をはじめ、地域の医療機関や多くの関係する皆様の御支援と御協力の賜物であり、ここに深く感謝の意を表する次第であります。  今後とも、住民の健康と福祉の向上に寄与する地域中核病院として、皆様に安心して御利用いただけるよう、診療体制の充実と経営改善のさらなる推進を図ってまいる所存でありますので、議員各位におかれましては一層の御指導と御協力を賜りますようお願いを申し上げ、閉会に当たっての御挨拶といたします。  〔市長熊谷雄一君降壇〕  ────────────────────   閉 会 ○議長(寺地則行 君)今期定例会における議員並びに理事者各位の御精励に対し、深甚なる敬意と感謝の意を表します。  これにて令和4年6月八戸市議会定例会を閉会いたします。   午前11時57分 閉会    署  名  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。    令和4年6月21日       八 戸 市 議 会                 議 長  寺 地 則 行                 副議長  松 橋   知                 議 員  久 保 しょう                 議 員  冷 水   保...